[韓国ゲーム事情#428]Shine Online,海外運営元向けテスト実施 Kimの韓国最新PCゲーム事情#428 「Shine Online」海外パブリッシャ用のビジネステストを実施(2005/10/20) Text by Kim Dong Wook特派員  ARAGON Networksが開発中のファンタジーMMORPG「Shine Online」で,オンラインゲームとしては非常に珍しい,海外パブリッシャーのためだけのクローズドβテストが10月12日~14日の3日間に行われた。  このテストには,同作のサービス展開に関して交渉中という,日本,中国,台湾,インドネシア,香港,インド,イギリス,フランスの8か国/地域から計25社(!)が参加して,同作を3日間じっくりプレイすることで,その内容を吟味したという。  このテストの参加者は,当然多くのMMORPGをプレイしてきた専門家達であり,また直接対応した(接客した?)GM達によるリードもあってか,さまざまなパーティが組まれるなど,非常にフレンドリーな雰囲気で進行したそうだ。  なお第三次クローズドβテストからさらにアップデートされたバージョンが使用されており,新要素となるKingdom Quest,アイテムアップグレードシステム,武器タイトルシステム,エモーションシステム,パーティ&フレンドシステムなどを中心にテストされた模様。このバージョンでは,戦闘,キャラクターメイキング,キャラクターの顔グラフィックス,ゲームバランスなどにも大幅な修正/改善が行われているとのことだ。  同社の社長であるPark Jun Seo氏は,「各国のパブリッシャをすべて集めて,同時にビジネステストを行ったのは,業界では初めてだろう。これは,とくに日本や中国などアジア圏のパブリッシャからの要望が強く実現に至ったもので,非常に有意義だったと思っている。今回テストに参加した人達からの評判も良く,今後本作を海外で展開していく自信がついた」とコメントしている。詳しい数字こそ書けないが,日本からは相当数の会社が名乗りを挙げているようだ。  なお本作は,韓国で11月中に第四次クローズドβテストが予定されており,12月にはオープンβテストも計画されている。